日々bibiビーム VI

作ったり読んだりなにか書きたくなったり。

婦人之友社の家計簿いろいろ

少し前に婦人之友社から「2017−2018秋・冬 出版物のご案内」が届きました。 ページめくるとすぐに家計簿特集。『羽仁もと子案家計簿』は 創刊115年目だそうです。世紀以上前から使われている家計簿です。羽仁もと子さん、すごい。

案内から各家計簿の特徴を抜き出してみます。 

 

羽仁もと子案家計簿』
羽仁もと子が日本で初めて創刊した家計簿。

世代を超えて使われてきました。

今日の家計がすぐわかり、記帳の継続で来年の予算が立ちます。

使いやすい家計簿は、長続きする家計簿です。

 最後の一行はそのとおりだと思います。

 

お金の出し入れを「住居・家具費」「光熱費」「食費」「衣服費」「教育費」「娯楽費」など12の項目に分けることで生活の無駄やもっとかけるべきところがはっきりします。それが、羽仁もと子案、婦人之友社の家計簿です。

予算をたてずに、ただ記帳するだけでもどこにどれだけお金をかけているかわかるので、生活の意識が変わってくると思います。

 

費目ごとに予算を立て、使った額を差し引いていきます。今月は予算がいくら残っているか、毎日わかるので使いすぎがはっきり見えます。

★「家計当座帳」をあわせて使うと便利!

昔、何かで読んだ節約術の記事で、

封筒をたくさん用意して、その月に使う食費は「食費」の封筒へ、光熱費は「光熱費」の封筒へ、衣服費は「衣服費」の封筒へ、、、、と現金を入れて、入っているお金しか使わない、

というようなことが書いてありましたが、

家計簿で予算を立てるというのは、費目ごとに現金を封筒に入れるのではなく、それを机上で計算して運用しましょう、ということではないでしょうか。

「予算を立てる」というと難しそうですが(あ、いや、最初は必死でしたけれど。少なくとも私は)、考え方は月初めに現金を目的別の封筒に入れるのと同じで、それを一ヶ月単位ではなく、一年単位で考えましょう、ということですね。

『家計当座帳』については後述します。

 

別冊付録は『すぐわかる予算生活のガイド』。

省エネルギー生活が励めます。CO2排出量年計表と費目の内訳表、50音順の索引がついています。

 あ!

「すぐわかる予算生活のガイド」は『羽仁もと子案家計簿』『予算生活の家計簿』『高年生活の家計簿』で共通のものかと思っていましたが、

中身は少しずつ違うのですね!うわー、今知りました。

「CO2排出年計表」は『予算生活の家計簿』だと本体についているのです。『羽仁もと子案家計簿』では『すぐわかる予算生活のガイド』についているのですね。

 

 『高年生活の家計簿』

記入欄がシンプルで使いやすいとのこと。

子どもが巣立ったり、年金生活に入った機会に。

減収になってもあわてない。

給与生活から年金生活に移った家庭向けの家計簿です。

基本は羽仁もと子案家計簿と同じですが、使いやすいように費目を工夫。子育てが終わっているので教育費をなくし、衣服費は半ページに、保健・衛生費の欄を増やしました。

★「家計当座帳」をあわせて使うと便利! 

これはつまり、この家計簿を使い始める時期は家庭によるってことですね。年金生活に入っても教育費がかかる場合は、羽仁もと子案を使い続けたほうが良さそうですね。

書店でちらっと中を覗いた感じでは、他の家計簿より字が少し大きかったような。私の先入観かもしれないので、どうぞ書店でご確認ください。

別冊付録は『すぐわかる予算生活のガイド』。

家計簿のつけ方、年金生活の実例(2人暮らし、1人暮らし)、費目の内訳表と50音順の索引がついています。

『高年生活の家計簿』の付録に年金暮らしの実例が載っていることも初めて知りました。

 

『家計当座帳』

羽仁もと子案、高年生活の両方に 

★「家計当座帳」をあわせて使うと便利!

と書いてありましたが、家計当座帳は

手元のお金はこの当座帳で、今日あといくら使えるかを家計簿でつかみます。買い物をしたらその日に記入。費目ごとに家計簿へ転記します。

というものです。計算上の現金残高と、実際の現金残高を合わせるためのもの。私の中では使途不明金を出さないためのもの、という認識です。どこかにもそんなことが書いてありました。どこだったかな。

[当座帳の特徴]

①今日、いくらお金をつかったか

②今日までにいくらお金をつかっているか

③つかえるお金が今いくらあるかわかります

近頃は現金以外の決済方法がたくさんあるので特徴をすべて活かすことはできないと思いますが、現金の把握には家計簿とは別に、当座帳(あるいは他のノートでも)があると便利だと思います。 

 

『予算生活の家計簿』

私の使っているはこれです。「家計簿に当座帳機能がついている」ものです。

当座帳を使わなくてもこれ一冊でOK。

とのことですが、私は別ノートを併用しております。

↓そのことを書いた記事 

zipmouse.hatenablog.com

 

この家計簿は食費や献立を一気に管理できるのが売りです。

現金は現金収入欄で把握。副食を魚、肉、野菜、菓子など種類別に記帳します。食べたものに偏りがないかもわかりやすく、献立を決める目安にもなります。

 「出版物のご案内」に書いてあるとおりに写したのですが、「現金収入欄」ではなく「現金の収支」ではないかな。

食べたものの偏りの見やすさは本当です。しかしそれを献立に積極的に活かすことはなかったなあ。そもそも献立をあまり立てないなあ。でも、そうか、そういうふうに活かすといいのね。

基本的な特徴は、『羽仁もと子案家計簿』と同じです。

別冊付録は『すぐわかる予算生活のガイド』。

費目の内訳表、50音別の索引がついています。

この50音別の索引が地味に便利です。これは羽仁もと子案の付録にも、高年生活の付録にもついているようですね。

 

『生活家計簿3.0』

パソコン用家計簿ソフトです。CDーROMでWindowsに対応しています。残念ながらMacでは使えません。

羽仁もと子案家計簿」をもとにした家計簿ソフトです。当座帳画面に入力するだけで、現金、口座、預貯金を管理、決算や予算残高もリアルタイムで表示。グラフ化も簡単です。わかりやすい説明とサポート付き。

数年使ったことがあるのですが、やっぱり紙のほうがいいやと今のスタイルになりました。今思い出しましたが、各費目の翌月繰越を書き写さなくてもいいのは楽でした。自分で決算の計算をしなくていいのも楽ですね。それが仇になった人もいますが(私)。

婦人之友のホームページにお試し版があるそうです。無料で3ヶ月使えるとのこと。詳しくはホームページでご確認ください。私の使っていた頃は試用版なんてなかった・・・

試用版のダウンロード

別冊付録は『すぐわかる予算生活のガイド』。

省エネルギー生活が励めます。CO2排出量年計表付

パソコン版にももれなく「すぐわかる予算生活のガイド」。さすが。

 

一つ一つの家計簿にはリンクを貼りませんでしたが、婦人之友社の家計簿のページはこちらです。

家計簿 2018 | 婦人之友社 生活を愛するあなたに

電話サポートもあるそうです。家計簿のつけ方の質問ができます。

 

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2012年に制作された家計簿の使い方動画をみましたが、昭和な感じのものでした(5年前なのに!)。動画を見慣れていない方には受け入れられるでしょうが、若い人があの動画からこの家計簿を使いたくなるのか疑問です。私が若い人なら使わない。若い人向けのもっと軽やかな雰囲気のものもあるといいのになあ。いや、もしかして、一周回って新しい感覚として若い人に受け入れられる、、のか、、、?

動画では家計簿の正しい使い方が紹介されていますが、なんだか面倒だなあ、という印象を受けました。まあ、それが正しい使い方なのでしようがないのですけれども、正しい使い方を知った上で、自分流にアレンジして端折って使ってもいいのでは、というのが私の考えです。続けてこその家計簿ですから。面倒で続かないのはもったいないもの。