日々bibiビーム VI

作ったり読んだりなにか書きたくなったり。

「食費」は必要量の確保を出発点に予算を考える ー 『予算生活の家計簿』をつける

「節約術」というと、いかに食費を抑えるか、というようなことが流行ったことがありませんでしたっけ。

最近の流行りにはとんと疎いのですが、そんな私でも「食育」という言葉をよく聞くので、「食費を抑える」系の節約は数年前ほど言われていないのではないかと勝手に想像しております。

 

羽仁もと子さんの家計簿では、純生活費の一番初めに「食費」がきています。まずは食費を確保しましょう、ということだと解釈しております。生活の基本である「衣・食・住」の中でも食事が一番なのだと。※今で言う「食育」的なことは、羽仁もと子さんが100年前からおっしゃっていると私は認識しております

 

羽仁もと子さんの教えに感化されている母から、「病気になったらお金がすごくかかる。その病気を予防するために食事に気をつけることは、長い目でみると節約になる」と言われたときは、なるほどなあ、と思いました。

病気にならないために食事に気をつける。そのために食費がかかったとしても、それで病気にならずに健康に過ごせるなら、食事の乱れから病気になったときの病院代に比べると、食費のほうが圧倒的に安く済む、ということですよね。

 

だからといって、食事に贅を尽くす、というのは違うでしょう。

家計簿の付録「すぐにわかる予算生活のガイド」には

家族の健康の源になる食事は材料の選択、栄養、経済など各方面に賢い工夫が必要です。上手な買い物は家計を大きく助けます。

と書いてあります。「経済」のあたりは「食費を抑える」系の節約の知恵もお借りしつつ、といったところでしょうか。外食や ”◯◯の素” を使うより、自分で作って自分で味付けしたほうが安くできる、というものありますね。

「食材の選択」は旬のものを使う、地産地消を心がける、といったことになるのかしら。

病気を防いで健康に過ごすためにという観点で私が一番心したいと思っているのは、「栄養」です。栄養のバランスと経済的なことを考えると、自分で作るのがやはり一番節約になるのですよね。

だからといって、毎食毎食、手作りでバランスや彩り考えて・・・というとプレッシャーになる人もいるので(私のことです)、そこらへんのことはまた別に書きたいと思います。

 

さてさて、

初めて予算を立てるときに、一番難しかったのが食費です。中でも「副食費」。今でも考えるのが面倒なので、今年度の副食費の予算は前年のままだったりします(一度しっかり立てたら、数年に一度見直せばいいと思っています。しっかり立てたられたという自信はないのに言っています)

 

副食費の予算たての初めは、一日にとりたい(健康に過ごすための)食品の目安量をもとに、家族に必要な目安量を算出することです。この考えを初めて知ったとき、食費に根拠があるんだ、と目から鱗が落ちた気がしました。

男性、女性、それぞれ年齢に合わせた目安量を全員分足せば、1家庭で1日のうちに食べなければならない食事の量が算出できます。子どもの給食やお昼が主に外食の家族がいたら、そこからマイナスします。

1日の量が算出できたら、それに100gあたりの単価を掛けて1日の割当金額が決まります。

 

この100gあたりの単価ですが、先程まで、婦人之友社からでている月刊誌の『婦人之友』や季刊誌の『かぞくのじかん』で家計簿特集されているときに載っていたらラッキーなのかと思っていたのですけれど、食費計算用の白票がコチラからダウンロードできるようです。

かぞくのじかん・ブログ: 家計

100gの単価が載っていて便利。

家計の特集記事があったら一度読んでみると食費計算がしやすくなるかもしれませんね。『婦人之友』だと11月号あたり、『かぞくのじかん』だと秋号くらいかなあ。秋くらいから本屋さんや婦人之友のホームページをチェックしてみてくださいね。1日にとりたい食品の目安量は家計簿特集のときに載っているような気がします。合わせて中身チェックしてみてくださいね。買うなら載っているもののほうがいいですよね。一度買えば、翌年も使えますし。

婦人之友社 生活を愛するあなたに ← 婦人之友社のHPはコチラ

 

まあ、単価は地域によって違うでしょうし、いつも買っている牛乳のほうが表の単価より高い、などということもあるでしょう。そこは個々に対応でしょうか。牛乳だったら、そこだけいつも買っている牛乳の単価に置き換えればいいですね。あ、そうか、食費を経済的に工夫するとしたら、ここの単価を下げる工夫ってことか。

 

副食費の予算の計算は、「肉・魚」「牛乳・乳製品」「豆・大豆製品」etc... などと、細かくしていくのでボリュームがあって大変ですけれど、じっくり副食費に向き合うと、健康でいるためにはコレだけの食費を確保しなくてはならないだ、というのに納得できますね。遊びたいから食費を削りたい、と思うこともあるかもしれませんが、遊ぶためには健康であることが前提で、その健康を保っているのは食事であり、なので食費削って(必要量をとらないで)遊ぶというのは矛盾しているなあ、と考えてしまいます。

 

話は予算から実際の記帳に移りますけれど、『予算生活の家計簿』の副食費のページの優れていると思うところは、1ヶ月間で目安量を食べているかわかるところですよね。量は書けないので金額から推し量るしかないのですけれど、一ヶ月にかかる(かけたい)金額は、予算たてのときに算出済みなので。この機能はオリジナルのほうにはなかったと思います。

ぶっちゃけると、私は目安量をなかなか守れていません・・・菓子代がかかりすぎなのと果物が少なすぎなのが一番の問題かな。まあ、あまりプレッシャーに思わず、必要量を意識しているだけでもいつもの買い物が違ってくる、という効果を期待しております。